みんなの妊娠用語辞典

双胎間輸血症候群

1つの胎盤を2人の赤ちゃんが共有する一絨毛膜双胎(いちじゅうもうまくそうたい)に起こる病気

 双子の妊娠の場合、妊娠、出産のリスクがどれくらい高くなるかを見極めるために「膜性診断(まくせいしんだん)」という診断が重要になります。胎児を包む絨毛膜と羊膜の数を確定することで、その後のリスクを予測し妊娠経過のチェックに役立てます。その際に問題になるのが絨毛膜が1つしかない「一絨毛膜双胎」の場合です。絨毛膜の数とは胎盤の数と同じで、一絨毛膜の双子は1つの胎盤を2人の赤ちゃんが共有することになります。通常は赤ちゃんのお互いの血液が行ったり来たりして流れており、バランスがとれた状態です。ところがこのバランスが崩れ、血液の流れが一方向になってしまうと、2人の赤ちゃんに悪影響を及ぼします。これを双胎間輸血症候群と呼んでいます。

レーザーによって胎盤の血管を分離させる治療があります

 双胎間輸血症候群の診断がされたら、胎外での生活が可能な時期であれば帝王切開分娩で取り出し、その後はNICUで必要に応じた治療をすることになります。それが難しい場合、最近では「胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術」という、胎盤の血管をレーザーによって分離させ、それぞれの赤ちゃんに血液が循環するようにする有効な治療法が行われるようになっています。ただし、行われている施設が限られていることや、施設によっては治療にかかる費用が自己負担になるなどの課題もあります。おなかの赤ちゃんの命にかかわることですから、不安も大きいでしょうし、一刻も早く治療を望む気持ちもあるでしょう。かかりつけの医師に最新の治療法について詳しく説明を受け、パートナーと納得した上で今後の方針を決めましょう。

[双胎間輸血症候群] 妊婦の悩みQ&A

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