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人工授精

精液を直接、子宮の中に注入して受精しやすくします

 避妊をせずに、性交渉をして2年たっても妊娠しない場合、不妊症と診断されます。人工授精は不妊治療の一つで、精液を子宮の中に直接注入して受精を助け、妊娠に近づける方法です。不妊検査をしていく中で、精子の数が少なかったり、精子の運動率が悪いケースや、性交渉後の子宮頸管(しきゅうけいかん)の粘液にある精子の状態を見るフーナーテストの結果が悪いケース、性交渉ができないケースに行われます。また、はっきりとした不妊の原因がないケースでも、妊娠により近づける方法として有効です。

排卵の確率が高い日に行い、注入にかかる時間は数分です

 具体的な方法としては、まず基礎体温表や超音波検査などで排卵日を予測し、排卵の確率が高い日に行います。より多くの精子が必要なため、行う日の3~5日前は禁欲しましょう。当日、男性はマスターベーションによって採精し、すぐに精子の数や奇形率などを調べ、施設によっては洗浄したり、より運動率のよい精子だけを選別するなどの準備をします。女性は内診台に座り、処置しやすいよう足を大きく広げます。そして洗浄された精液を専用のカテーテル(管)に入れ、子宮内に注入します。注入にかかる時間は1~2分で、通常痛みなどはありません。しばらく安静にしたあとは通常の生活をして問題ありません。施設によっては感染予防のために抗生剤が処方されることもあります。

成功率は10%前後で費用も自己負担

 人工授精の妊娠に至る成功率は、行っている施設によって異なりますが10%前後といわれています。1回で妊娠する人もいれば10回行っても妊娠に至らない人もいます。費用も施設によって異なりますが、1回につき1万5000円前後で保険が適用されないため自己負担になります。費用もかかることですから、パートナーとの間で何回試みるか、ある程度試みても妊娠に至らない場合は、体外受精や顕微授精など、より高度な治療までチャレンジするかなど、よく話し合っておくことが重要です。わからないことや心配なことは担当の医師とよく相談するようにしましょう。

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