みんなの妊娠用語辞典

胞状奇胎

卵膜や絨毛が異常に増殖する病気です

 おなかの赤ちゃんを包む卵膜や胎盤(たいばん)をつくる絨毛(じゅうもう)が病的に異常増殖して、水泡状の粒がぶどうの房のようになって子宮内を満たす病気です。出生1000人に対して1~2人の割合で発症し、高年での妊娠ほど発症率が高くなります。 原因としては、受精卵そのものに問題があり、多くは父親由来の遺伝子異常(雄核発生)が原因で胞状奇胎になるといわれています。

尿中のhCGの量を測定することで早期発見が可能に

 胞状奇胎があっても、ごく初期のうちは正常な妊娠と区別がつきません。ただし、超音波検査によって、おなかの赤ちゃんや赤ちゃんの心拍が確認できない場合に、胞状奇胎独特の画像が現れてくることがあります。また、尿中のhCGというホルモンの量を測定することで、早期に発見できるようになりました。吐きけや嘔吐(おうと)など、つわりの症状が強くなることや、妊娠週数のわりに子宮が大きくなりすぎることなども特徴として挙げられます。 胞状奇胎と診断されたら、なるべく早く子宮内をきれいにする手術を行います。手術は2~3回に分けて、完全に胞状奇胎がなくなるまで行われます。完全に病巣を除去しておかないと、残った奇胎が悪性に変化して、がんに移行する恐れもあるからです。手術後も約1年間は定期的に検査し、経過をみます。手術と定期健診は次の妊娠のためにも不可欠です。きちんと受けましょう。

[胞状奇胎] 妊婦の悩みQ&A

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