みんなの病気用語辞典

先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)

こんな病気

 股関節に大腿骨がきちんと入っていない病気です。男女比は1:9で圧倒的に女の子に多いです。おむつ替えのときに脚の開きが悪い、あおむけに寝かせたときにひざの高さが違う、太もものしわに左右差があるなどの症状があります。乳幼児健診で診断されるケースがほとんどです。

治療&ケア

 エックス線検査や超音波検査によって

1 臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん・臼蓋=股関節の屋根の形成が悪いが大腿骨頭はずれていない)
2 亜脱臼(股関節から大腿骨頭がずれているが、完全にははずれていない)
3 股関節脱臼(股関節から大腿骨頭が完全にはずれている)
の3つに分類します。
1と2は、(1)布おむつは股ぐりに余裕を持たせてつける(紙おむつは普通につけてOK)、(2)赤ちゃんの股の間に手を通し、両脚が開くように抱っこする、(3)脚が動きにくい衣類やベビーチェアなどは使用しない、といった日常生活のケアでよくなることがあります。
 これらのケアで改善しなかったり、3の場合は、リーメンビューゲルという装具をつけ、股関節を整復させます。装着期間は平均で4カ月間です。80%はリーメンビューゲルで整復されますが、うまく整復できないケースでは、入院して脚を牽引する治療を行います。

[先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)] ママの悩みQ&A

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